あまりにもいい事ばかりいわれている、いいことの強要に思える人もいるかもしれません。
そんないい人ばかりなのか・・・
良くなったことも沢山ある中で逆に苦しいことも言えないことも多くあるかもしれません。
「過渡期」と言われる人もいるかもしれません。
しかし、その渦中にいればそんな悠長なこと考えられないのも本音です。
下記には一般的なことを羅列しています(一応、知識としてです)が、人と人、そんな簡単ではありません。
答えはなくても、自分を見つめてみることから初めて見ませんか?
<ダイバーシティ>
ダイバーシティ(Diversity)は、多様性や異質性を意味する言葉。特定のグループや集団に属する人々が、様々な観点や特徴において異なることを指します。
これには、人々の人種、民族、国籍、性別、性的指向、年齢、宗教、障がいの有無、文化的背景、社会的地位などが含まれます。
ダイバーシティは、多様な背景や経験を持つ人々が共存し、協力することで、より豊かな視点やアイデアが生まれ、創造性やイノベーションの促進、
問題解決能力の向上に繋がることから、社会や組織において非常に重要な概念となっています。
<企業がダイバーシティ(多様化)を実現するには>
個人・組織・社会全体で取り組むことが必要です。
たとえば、下のような事を意識することが大切です。
1. 意識と理解の向上:偏見や差別に対する認識を持つこと、異なるバックグラウンドや経験を持つ人々が共存する社会の重要性を理解する。
2. コミュニケーションの促進:率直なコミュニケーションの場を増やすことで、違った意見や考えも発信しやすい環境をつくる。
3. 採用と雇用の多様化:組織内で多様な人材を採用する。かつ、公平な評価を意識する
4. ダイバーシティを受け入れ活躍できる環境作り:組織内で多様な人々が自分らしく活躍できる環境を作る。
たとえば、仕事の場や文化をダイバーシティに対応したものにするための努力をする。
5. トレーニングと教育:従業員が多様な視点を理解し、相互理解を深めるためのダイバーシティに関するトレーニングや教育プログラムを実施する
6. 考え方やガイドラインの策定:ダイバーシティを実現するための具体的なポリシーやガイドラインを策定し、それを組織内で浸透させる。
7. リーダー層が組織の方針を発信し続ける:リーダーシップを持って多様性を尊重することで多様性を求める環境を作ることが可能となり、
他の従業員にも影響を与えることができる。
<ダイバーシティに関する用語>
SDGs |
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標 |
DEI |
Diversity(ダイバーシティ、多様性)、Equity(エクイティ、公平性)、Inclusion(インクルージョン、包括性) |
ジョブ型制度 |
職務に基づく賃金制度↔メンバーシップ型制度 |
働き方改革 |
働く人々がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現するための改革。企業では事業活動に必要な労働力の確保、生産性の向上が実現。 |
ジェンダー平等 |
性を理由にした差別をなくし、すべての人が平等に自由でいられる権利を持つこと |
女性活躍推進法 |
2022年4月1日から、常時雇用する労働者数が101人以上300人以下の企業にも「一般事業主行動計画」の策定等が、義務づけられた |
LGBTQ+ |
Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつ。「+」という文字は、「これらのほかにもさまざまなセクシュアリティがある」ということを意味するために使われている |
ワークライフ バランス |
仕事と私生活の両方を充実させること。誰もが各自のライフステージに合わせ、やりがいを持って働き続けられることをめざす考え方。 |
アンコンシャス バイアス |
無意識の思い込みや偏見。 |
公平な評価 |
完璧に公正な評価はないが、より公平と感じる評価は存在する。 |
人材確保 |
関係する言葉;採用、優秀な人材、研修、定着率向上 など |
マイノリティ |
少数派↔多数派 マジョリティ |
カミングアウト |
誰にも言ってこなかった自分の秘密を自分から打ち明けること。 |
VUCA |
社会あるいはビジネスにおいて、不確実性が高く将来の予測が困難な状況であることを示す造語。 |
「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」 |
|
エンゲージメント |
従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわすもの。「個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係」のこと。エンゲージメントの高い組織を実現できれば、人材は組織に定着し、企業の業績や生産性の向上が期待できることから経営戦略の一つになっている。 |
ESG |
投資において「環境・社会・企業統治」を配慮するというものの見方。 |
Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治) |
|
CSR |
企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility) |
SRI |
社会的責任投資(Socially Responsible Investment)CSR活動に着目した投資であり、倫理的な価値観を重んじる投資。 |
IR |
Investor Relations:インベスター・リレーションズ。企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績、今後の見通しなどを広報するための活動。 |
クローズド イノベーション |
研究開発から製品開発まで一貫して自社内部の経営資源だけを活用して価値を創造すること。 |
オープン イノベーション |
自社だけでなく、他社や大学、研究機関といった社外に存在する技術やアイデアを活用して価値を創造すること。他社へのライセンス提供なども含まれる。 |
キャリア マネジメント |
将来のキャリアの目標を定め、それを叶えるための計画を立てて実行していくこと。終身雇用制度では、個人よりも会社によって担われていたことが多い。 |
キャリアを 考える |
仕事だけではなく、“人生そのもの”を考えることに変わりつつある。 |
EQ |
Emotional intelligence Quotient;心の知能指数。IQがいくら高くてもビジネスで成功しないではないかという考えから誕生した概念。主には、対人関係能力を指す。 |
IQ |
Intelligence Quotient;知能指数。 |
AQ |
Achievement Quotient;逆境指数。きつい仕事やストレス、人間関係の悩みなどに対する反応の評価指数。低ければ逃避し、高ければ解決したり、成長の糧にしたりする。新たなビジネス成功のための指標 |
CI、ES、CS、SS、MS |
CI;コーポレートイメージ。ES;Employee Satisfaction「従業員満足」。 CS;Customer Satisfaction「顧客満足」。 SS;株主満足。MS;経営者満足。 |