
何だかフワッと元気になれそうで、コキアの写真つけてます。
「あなたのために言っている・・・」
母にはよく言われる言葉。
昨日もこの年齢なってもなお言われ、
自分が悪いことも棚に上げて、
「何もわかってないくせに・・・」とがっくりした。
この言葉を使う母にも今までの経験や経緯、考え、
私と違った価値観があるのはわかっている。
かつて上司にも言われた言葉。
ちょっと親しくなって言われることもある。
ありがたい時もある。
自分でわかっているときもある。
全く違うと思うときもある。
もっと私を知って、環境を知って、事情を知って、それから言って欲しいと思うときもある(このときが多い)。
話するのは、聞いてほしいだけで結論がほしいからだけではないのにと思うときもある。
この言葉、しんどく感じることの方が多い。
束縛されていくような、違ったことをしたら「せっかく言ってあげたのに無視するの」と言われているような。
こんな年齢になってもいい子でいたいのかもしれないなあ、と苦笑することもある。
「あなたのために」と言う側は、正義感から自分を正当化できるのかもしれない。
しかし、正義感が果たして絶対的なものであろうか。
正義であれば、何をしてもOKではないはず(なんていうところまで考えてしまうこともある)。
自分の価値観で他人を判断した言葉のように感じるのである。
自分のこともすべてわかっているとは言えないのに、他人のことがわかるとは言えない。
心の中で本当に相手を思って話をするとき、この言葉を口に出してしまったら、聞く側の気分は違ってくるように思う。
自分の思いがあって言葉を発するが、聞く相手はどう捉えるかはそれぞれであり、
伝えたいことがあるのなら相手に伝わったかどうかが大切であろう。
わかっているだろうと思う相手こそ、配慮が必要な場合もある。
ほんの少しでいいから自分が当たり前に使っていた言葉もちょっと考えてみようと思う。
自分も言われた言葉で心閉ざさず、少しでも違ったことがあれば説明しようと思う。
言葉は難しい・・・なんて考え出したら、会話なんてできない!
これは、一番いけない。失敗はあってしかるべき!
疲れているときは距離と時間を取り、少しパワーがでたらTRY!!