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アイスランド

アイスランドという国、「世界で一番住みたい国」といわれているようですが、なぜかなあ、と思っていました。

 

アイスランド;「地球の裂け目の上に、対話で築いた社会がある国」でした。

少し大げさにいうと、「人間社会の原点」を考えさせてくれる場所ではないでしょうか。

 

なぜ「世界で一番住みたい国」と言われるのか?

社会保障が充実、犯罪率が低い、自然がすぐそばにある、政治の透明性が高いなどが要因でしょう。しかし、物価は高く、気候も厳しい。それでも多くの人が魅力を感じるのは、

「自然」-「社会の仕組み」-「人の尊厳」が一本の線でつながっているからかもしれません。

 

人口約40万人と大きな国ではありません。

バイキング達が作った国だそうですが、バイキングについても映画やアニメの中で知っているだけの私にはピンときません。

 

この国では、義務教育の中で必ず来る場所があるそうです。

それが、シンクヴェトリル。国立公園になっています。

ここは、

u  世界最古級の議会が開かれ場所で、民主主義の原点です。

西暦930年、バイキングたちは、アルシングという議会を創設し、その後、年に一度、首長たちがシンクヴェトリルに集結し、争いを調停し、国の方針を決定し、法律を決めて朗読したそうです。この場所にテントをはって何日も会議が続いたとのこと。この時代から、「合議」による統治が行われていたのです。現在もアルシングは存続しており、大切な行事がこの地で行われるとのことです。法律を朗読する岩もありました。

u  ユーラシアプレートと北米プレートの境界が地上に現れている場所。

大地が裂け、その裂け目は今も年間数センチずつ広がっている。

u  巨大な滝のある場所。

アイスランドの大切な場所です。

 

平等を重んじる国でもあります。

レイキャビクの教会へ続く道は、レインボーカラーで彩られています。これは単なる装飾ではなく、多様性と平等を象徴するメッセージです。ジェンダー平等指数で常に世界上位でLGBTQ+の権利に積極的です。

 

この国の自然は、観光パンフレットにもあるようにいろいろとあります。

間欠泉、火山、溶岩台地、巨大な滝、氷河、オーロラなど。私もこの季節、オーロラを見たかったのですが、残念ながら、それは次回への課題となってしまいました。

 

自然の力と、言葉による合意形成。その両方を体現する国が、アイスランドです。